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エンジニアの“仕事”って?

配管設計の仕事

大手トラックメーカーに常駐し、トラックの配管設計を担当しています。一つの製品の構想設計から、詳細設計、生産設計まで一貫して任されているため大きなやりがいを持てる仕事です。一部の工程のみを担当する一般的なアウトソーシングとは異なり、製品を一から設計して完成するまで見届けられるので達成感があります。配管の種類は車種ごとに分かれており、全部で20~30種類くらいの仕様がありますが、坂本さんの所属チームでは4名体制でその一部の設計を担当しています。

9:00 出社
出社後は、チームリーダーを中心にチームで朝礼を行います。前日に行った業務を振り返り、各自が担当している工程の進捗状況の共有を行うほか、当日に行う業務の内容や進め方を確認します。各自がチームで取り組むミッションの方向性を理解し、どのように行動するべきかを認識するために重要な時間です。
10:00 構想設計

トラックの車体に通される配管を3D-CADを使って設計します。設計の第一段階は「構想設計」と呼ばれ、トラックの仕様に合わせて配管を通すための方法を考えることからスタート。配管が通る周辺のユニットや部品の機能を考慮しながら、どのような種類の配管を、どのような形状で、どのようなルートで通すかを一から考えて提案します。その内容を設計図に起こし、チームリーダーにチェックしてもらって共有ミーティングでの情報共有に備えます。

11:00 共有ミーティング

ひとことで配管を通すと言っても、それは簡単なことではありません。配管だけでも複数の種類があり、さまざまな部品の間を横断的に通していくため、周辺の部品の動作や性能を損なわないように配慮する必要があります。そこでトラックメーカーの開発現場では、ハーネスの設計チームやトランスミッションの設計チームなど、各パーツを設計している担当者が集まり、お互いの部品が干渉し合わないようにするために、設計情報の共有と調整を行っています。

12:00 昼食・休憩
トラックメーカーには、協力会社のエンジニアも利用できる社員食堂が完備されているほか、社内にコンビニが出店しているので、食事や買い物をする際にとても便利です。他部署に配属されているパーソルR&Dの仲間(計約100名)と食事を楽しむ姿が多く見られます。
13:00 フィードバックミーティング

午前の共有ミーティングに参加したメンバーが、持ち寄られた各部署の設計情報をチーム内に共有します。そこで浮き彫りになった課題や問題点について議論し、改善策を検討します。たとえばトラックの配管を通す車体のフレームには決まった数の穴が開いており、配管の種類や目的によって通したい穴が決まるので、他部署が設計した配管と重複した場合は穴を譲り合うことになります。しかしどうしても穴を譲れない場合は、その穴が不可欠である根拠を資料にまとめて説明しなければいけません。そのための資料づくりも大切な業務の一つです。こうしたチームごとに行われるフィードバックミーティングの内容は、メールで各部署に共有されます。

15:00 デザインレビュー
構想設計が固まると、次は詳細設計に入るために、組立部との検討を行います。この工程は「デザインレビュー」と呼ばれ、実際に製品を生産する組立部のメンバーと設計図や試作品を見ながら、設計した通りに生産できるかを確認します。設計図上では問題ない場合でも、実際に人の手で組み立てられる状況を考慮すると、組み立てづらかったり、工程が複雑すぎたりといった課題が見えてくることもあるからです。
17:00 詳細設計
デザインレビューで組立部と構想設計の内容を検討した後は、浮き彫りになった生産上の課題をチームのメンバーに共有。チームで改善策を検討して設計内容の調整を行い、生産現場でのオペレーションを考慮した詳細設計を行います。
18:00 退社
一連の業務が一段落ついたら、翌日に行う業務の内容を確認し、書類の整理や関係者への連絡などを行います。週に2日は「ノー残業デー」が設けられており、定時退社が徹底されています。
この仕事のやりがい
関東技術部 受託設計室 坂本泰祐

私はものづくりに憧れて入社しました。最初はイメージでしかない製品のカタチを一から設計する難しさを感じつつも、自分の頭の中にあるアイデアを実現していくことに面白さを感じています。意外に思う方も多いかもしれませんが、私たちの仕事では人と接する機会が多く、さまざまな部品の設計部署と情報共有や調整を行っています。周囲と協調しながら設計を進めていく過程では、必ずしも自分がつくりたいように設計できるとは限りません。しかし課題と正面から向き合い、自分のチカラで乗り越えられたときの達成感は格別です。私は建築学部の出身なので機械の知識はありませんでしたが、同じトラックメーカーに配属されているパーソルR&Dの先輩たちがサポートしてくれたおかげで成長することができました。メーカーの設計業務に深く入り込み、多くのエンジニアが活躍しているパーソルR&Dならではの魅力だと思います。