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RD技術講座を統括するエンジニア 1986年入社 関東事業部 受託設計室 木村 元宣

モノづくりの一連の工程を体感できたのは財産。

テクシードに入社して早25年になります。前職では空圧メーカーで生産技術の仕事をしていましたが、設計部門へのキャリアアップを図りたいという思いもあって転職しました。入社いて最初の12年間は、総合機械メーカーに配属され、産業用のエンジンの設計を担当しました。私のエンジニアとしての技術の基礎はここで築かれたと言えるでしょうね。産業用のエンジン部品は自動車のそれとは違い、「一品一葉」という感じで少量しかつくられません。幸いなことにその機械メーカーでは、ほとんどすべての部品を自社の工場で製造していました。お蔭で私は一つの部品がつくられるところから、最終的にさまざまな部品が組み付けられてエンジンが完成するまでのすべての工程を見ることができました。この経験はその後のエンジニア人生における貴重な財産になっています。
総合機械のメーカーでの任務を終えた後は、自動車メーカーの配属になり、今も継続してワイヤーハーネスの設計に携わっています。ワイヤーハーネスは、簡単に言えば電装部品への電力配給や信号伝達をするための電線のかたまりです。車両全体に張り巡らせており、そのレイアウトの設計は各装備の配置などを考慮して行うため、自動車全体の構造を理解することができます。さらに今の自動車で電装部品がいかに重要な役割を果たしているかを日々体感できるのもやりがいのひとつですね。

幅広い分野の基礎技術を養う「技術講座」を統括。

最初の配属先でモノづくりの一連の工程を見ることができたのはほんとうに幸運でした。特に自動車業界などはモノづくりの細分化が進んでいるので、幅広い視野を持ったエンジニアは育ちにくくなっています。こうした状況のなかでテクシードのエンジニアは本来、不特定の配属先の要求に応えるため、ベースとしてさまざまな分野の基礎技術を身につけておかなければなりません。しかしながら、実際は、限られた配属先で必要とされる技術のみに偏りがちです。そこで、関東では約7年前から「技術講座」を開催しています。私は開発を行う一方でその関東エリアの統括責任者を務めています。
教育グループでは、技術の基礎を振り返ったり、社会人としての必要なヒューマンスキルを学びますが、技術講座では、経験豊富な先輩エンジニアが講師として実際の開発現場で役立つノウハウを指導しています。数年前からは特に自動車関連の講座を充実させており、エンジン、ミッション、ボディなど多彩な内容を学ぶことができます。若手はもちろんベテランも含めたすべての社員が対象です。この講座を通じて、テクシードの社員一人ひとりが培ってきた技術を社内で共有化することを目指しています。

技術の継承に尽力し、会社の発展を支えたい。

エンジニアとして約25年のキャリアを積んできた私の使命は、後輩エンジニアに基礎技術を継承し、これからの会社を支える人材を育成することです。具体的には、技術講座を通じて技術の向上を支援するのもひとつですが、若手エンジニアに自己の成長を実感させて、自信を持たせることが重要だと考えています。そのために私が日頃から心がけているのは、「自分自身で仕事をやり遂げた」という経験を積ませることです。開発の現場では挫折しとうな場面が多々あります。そういった時に業務上のヒントを与えたりしながら、業務を完遂させることで達成感や満足感を得られるようにしています。エンジニアとしての喜びは、自分で設計したモノなどが世間で使用されているのを体感することです。そのため個人的には、最終的に自社ブランドの製品を開発・販売していける会社にしていけたらと思っています。
エンジニアを目指している方でもし縁があってテクシードに入社したら、ぜひ夢と好奇心を持ち続けてください。そして、失敗を恐れずいろいろなことにチャレンジしてほしいです。また、若いうちは何でも自分一人で解決しようとしがちですが、そうではなくぜひ先輩や仲間を巻き込んで物事を動かしてほしいと思います。そうしたら、テクシードという会社はさらに活性化し、より強くなれるはすです。

このコンテンツは、統合以前の日本テクシード及びDRDの時代に取材・撮影した内容で、2017年3月現在の情報です。